【フランスの衣食住】日本とこんなに違う!まとめてみた◎

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フランス・パリに住み始めてもうすぐ2年。

「やっぱり日本とは文化が違うな・・」と感じることは沢山ありました。

正直、今でもそのギャップに戸惑うことも少なくありません。

本当にフランスは日本と何もかも価値観が違うんです!

 

今日はそんなフランスの文化。

特に【フランスの衣食住】に関して日本と違う点を簡単にまとめてみようと思います。

 

「フランスでの生活に興味がある」

「将来フランスで住みたい」

「日本以外の文化を知りたい」

この記事がそんな方の参考になれば嬉しいです

 

フランスの【衣】 日本との違い

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◾️普通のフランス人はそんなにお洒落では無い!?

◾️基本的にシンプル志向

◾️あまり洗濯しなくても大丈夫!?(湿度が低いから)

◾️パリの観光客がやたらとオシャレ(過剰?)

◾️シニア層ご婦人の服装が若い&露出度も高い

 

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フランスと言えば高級ブランド。

ルイ・ヴィトン、シャネル、ディオール、エルメス、イヴ・サンローラン等など。

 

【フランス人=お洒落!】

というイメージの日本人も多いと思いますが、決して全員が高級なブランド服を着ている訳ではありません。むしろ日本人の方がそれら高級ブランドの服を持っているでしょう。

 

パリの高級住宅地など一部のエリアを除けば、フランス人は日本人よりもファッションに関して無頓着。持っている洋服の数や洋服にかけるお金も少ないです。

 

日本人は毎年洋服を買い換える人も多いですが、フランスは長年大事に洋服を使います。

 

それはフランスの気候も洋服に影響していると感じました。

フランスは日本よりも湿度が低く、夏でも汗もかきにくいので洋服が汚れたり臭くなったりしずらいです。下着は流石に毎日洗いますが、それ以外の洋服の洗濯頻度は日本よりも少なくなります。結果、洋服は長持ちします。

 

あと、フランス人は日本人よりも清潔さに関して寛容なので、服の汚れや匂いにたいして敏感ではありません。お風呂シャワーに毎日は入らない人も少なく無いです。

 

また、日本では「年相応の格好をするべき」という暗黙の了解がありますが、フランスは本当に自由。おばあちゃん達も露出度の高いワンピースを来て元気に街を歩いています。みんなイキイキして見えるので、これは羨ましい文化だと感じます。

 

最後にパリで目立つのは、アジアからの超オシャレな観光客。

みんなパリ旅行ということで張り切ってオシャレをしてきているのでしょう。

でも、悪目立ちをすると観光客目当てのスリのターゲットにされてしまうので、実は現地に住む日本人は質素でシンプルな服装の人が多いです。

 

フランスの【食】日本と違うところ

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◾️外食がやたらと高い

◾️食品は安い(スーパーやマルシェなど)

◾️バゲット(パン)がやたらと美味しい

◾️農業大国だから食材が豊富で美味しい

◾️カエルやカタツムリを食べる

◾️食事にはやっぱりいつもワインが一緒

◾️平日もお昼からワイン(仕事中でも)

◾️食事はゆっくり3時間

 

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フランスで生活し始めてまず感じたのが、

「パリ(フランス)の外食レストラン高い!」でした。

夕食を食べると、決して高級店ではない一般的なレストランでも1人4000円〜5000円はします。ラーメンでも一杯2000円位です。日本と比べて本当に高いと感じます。

 

でも実はフランスが高いのではなく「日本の外食費が異常に安い」というのが正解です。フランス以外のヨーロッパ、アメリカなどほぼ全ての国は日本よりよほど外食費が高いです。

 

日本の食文化は安くてクオリティーも高いので、海外生活を始めると恋しくなる人がめちゃくちゃ多いです。日本の食文化最高です!

 

外食費は高くとも、スーパーで売っている食品は安いです。

ジャガイモ1キロ100円。

美味しいバゲット1本100円。

メロン1玉200円。

ムール貝1キロ800円。

牛肉1キロ1000円。

などなど。

 

基本的な食材が安いのと、日本で高級食材と言われるものもメチャクチャ安く買えるものも多いです。流石に農業大国フランス!

 

食に関してイメージしやすいのは「フランス=北海道のデカイ版」というイメージでしょうか?実際パリや地方都市を少し離れるとひたすら地平線が続く農業地域です。

 

野菜・肉・魚・乳製品全てのクオリティーとコストパフォーマンスが高いです。

これは日本と同じですね。両国とも食材に恵まれた良い国です。

 

あと、カエルやエスカルゴ(カタツムリ)などフレンチ料理の代表的なものには珍食材もありますね。逆にフランス人に「日本人は馬を刺身で食べるよ」というと日本人はクレイジーだと言われます(汗

 

そしてフランスの食と言ったら、やっぱりワインが付きもの。

みんな沢山ワインを飲みます。

お昼から飲みます。

会社の社員食堂でも飲んでいます。

 

そして食事もゆっくりです。

レストランなどで食事をするとコースで2時間〜3時間は普通にかかるので、日本人が観光で始めて行くと時間が余ってしまって、お店の対応もゆっくりなのでイライラしてしまう事が多いです。

 

フランス旅行の際は食事に時間の余裕をもって考えましょう。 

  

フランスの【住】日本と違うところ

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◾️地震が無いから奇抜な建築デザイン可

◾️基本的に石造りの建物

◾️戦勝国だから昔の建物が沢山残っている

◾️中古になっても家の値段は下がらない(投資に最適)

◾️水漏れや故障は頻繁にある

◾️パリの家賃は東京都心と同じかちょっと安い位

 

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フランスと日本の住環境を考えるうえで、地震の存在は外せません。

地震のない国って羨ましいです。

 

フランスは地震が無いので、日本よりも建築が簡単です。

デザインが斬新なモダン建築も多いですし、一度石造りで作れば何百年と持ちます。

 

そしてフランスは戦争で勝ってきた国なので、空爆被害や略奪や破壊の被害もほかの国よりも少なく、遺産も当時のまま多くが残っています。

 

アパートメントなど昔からの建物に今でも多くの人が住んでいます。(筆者の今住んでいるアパートメントも150年位前のものです、日本でいうと江戸時代末期)

 

京都など日本でも歴史のある建物が多く残っている地域もありますが、フランスの様に街全体が昔からの建物で埋め尽くされているわけではありません。住宅街など現代建築の中で飛び石のようにお寺や神社、歴史的建造物が存在しています。

 

同じヨーロッパでもドイツは戦時中の空爆でかなりの建築が破壊されてしまったので、大きな都市は再建築・再開発されたものなので、やっぱりパリのような景観は残っていません。どちらかというと日本に近いです。

 

こう考えると、フランスの建築は色々な面で恵まれていますね。

 

また、日本では新築物件の価値が高く、中古物件になると建屋の価値がガクッと下がってしまいますよね?

フランスでは反対です。「家は古ければ古いほど良い」という価値です。まるっきり正反対。

資産さえあればフランスの不動産は投資先として優秀です。なので、多くのフランス人は何度も家を買って、売っての繰り返しをするそうです。

これも地震の有る無しによる大きな価値観の違いでしょう。

 

今までフランスの住の良いところを書いてきましたが、もちろん建物が古くて起きる困ったトラブルもあります。水漏れやドアノブが壊れる、窓が閉まらなくなるなど頻繁に起きます。さらに、フランスは工事や新築の施工のクオリティーは低いです。結構いい加減で「フレンチフィニッシュ」などと揶揄されます。

 

最後にパリの家賃ですが、東京都心と比べると少し安い位ですね。パリの中で一番賃料が高いエリアはやはりパリ7区エッフェル塔周辺高級住宅地です。

 

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以上、【フランスの衣食住】日本との違いについてでした。

両国の文化の違いが少しでも伝わっていれば幸いです。

それでは今日はこの辺で。

オルヴォワ〜!

 

 

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