フランスを車で旅行してきました!3日目【ボルドーの最新博物館でワインを学ぶ!】

3日目はボルドーへ。ワインで有名な面白い街です。下の地図の。パリから直接行こうとすると車で6時間ほどかかります。ただ最近ボルドーにはTGV(テージェーヴェーと読みます。新幹線の事です。)の運行が始まり、パリからなんと2時間半で着くんだそうです!車が難しい方もぜひ。

15日間の日程

  1. ロワールで城巡り
  2. ボルドー
  3. サンテミリオン
  4. ビアリッツ
  5. ビダール(スペイン国境の側)
  6. シャトーホテルに宿泊

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ボルドーおすすめの理由

ボルドーといえばワインのイメージが強いですよね。私もボルドーの赤ワインが一番好きです。しっかり飲みごたえがあるけれど苦みや雑味が無いフランス最高の赤ワインです。

ボルドーにはワイン目当ての観光客向けのとても良い施設がいくつかあって、そこでは一生お目にかかれないような超高級ワインからそれなりのワインまで、かなりの種類のワインが試飲可能なのです!最高ですね!

さらに!ボルドーは、フランス人の若者がこぞって移り住みたいと答える、今大人気の街なのだそうです。

 

まずはボルドーの最新ワイン博物館へ!

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まずはこちらのワイン博物館へ行くことをおすすめします!近代的な面白い建築ですね。初めて見たときはびっくりしました。こちらではワインの歴史・製造過程・味わい方などを学ぶことができます。

La Cité du Vin(ラ・シテ・デュ・ヴァン)と言う名前です。

ボルドー中心地からは少し離れたところにあるのでご注意ください。

公共交通だと中心地から路面電車で10分ほどで着くみたいですよ!かなり手軽に行けますね。

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入り口すぐに美しくお酒類が展示されたスペースがあります。壮観ですね。確か一角に日本のお酒もあったかと思います。ここで試飲はできませんが購入することができます。店員さんに好みを伝えれば(英語かフランス語で・・・)いくつか選んでもらうこともできますよ。展示を見た後でも購入可能です。

展示スペースへ!

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さて展示スペースへ。最新の音声案内システムでかなり快適に楽しく回ることができます。嬉しいことに日本語対応してます!!スマートフォンのような端末が施設内の展示に連動して音声解説や画像解説をしてくれます。かなり快適でわかりやすかったです。こちらはワイン用ぶどうの房・葉・茎などあらゆる部位について詳しく学ぶことができます。

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建物もですが展示方法や内装も、最新のデザイナーたちに任せて隅々まで考え抜かれたであろう素晴らしい造りになっています。とても広いですが子供でも飽きない素晴らしい造りです。こちらは壁画に書かれたワインの説明だったかな?紀元前何千年も前からある飲み物なのだそうです。旧約聖書にも出てきますね。私は何も知らなかったので驚きました。ソクラテスなどの哲学者たちも、会議の前に皆んなで薄めたワインを飲むのが慣例だったのですって!ワインを飲むと頭が冴えて議論が捗る・・・という考えだったらしいです。いや、眠くならないのかな・・?薄めたワイン用の銀のゴブレットなども展示されて観ることができますよ。

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こちらは、立体風映像の料理研究家やソムリエと一緒にテーブルに座り、ワインの講義や議論を聞くことができます。プロジェクションマッピングでテーブルの料理や書物のページが次々に変化し見ているだけでも楽しいです。

展示スペースではこの他にもプチシアターがいくつか、ワインのフレーバーを自分でアレンジしながら嗅ぐエリアなど楽しいものばかりです!

ワインの試飲コーナー

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最後に、ワインの試飲コーナーへ。確か30種類くらいから選べたと思うのですが、そこから一人一杯分のワインが試飲できます。入場券と一緒にコインのようなものを渡されるので失くさずこちらで渡しましょう。

どれを選ぶか迷いますね。バーのスタッフに「赤ワインで、甘くなくて、ドライで、重いものがいい」って伝えるのが間違いなくていいとおもいます。ボルドーワインといえばこれですので。もちろん好きなテイストを伝えて良いですし、気に入ったボトルを選ぶというのもスリリングでいいかもしれませんね。一杯でも結構酔います〜

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バーの天井がワインボトル!!美しいですね!素晴らしいです。

ところで車でしょ?・・と思う方も居るかもしれませんがフランスでは一杯なら運転オッケーです!!

余談ですが彼らは平日の昼でもワインを飲みます。社員食堂にもワインボトルがあります。

とはいえ安全のためにちょっと施設内でお土産を見ながら酔いを少し冷ましてから出発しました。

 

郊外の素晴らしいB&Bに泊まる!

移動と博物館ですっかり夕方になったので、今日の観光はここまでにして予約していたB&B(ベッドアンドブレックファースト)へ。B&Bは場所によってはバックパッカー向けの安い宿泊施設を指すと思うのですが、フランスにはラグジュアリーなところもあります。確かbooking.comで見つけたんだったと思います。下の写真をご覧ください。最高ですね、大仏フェイス!笑

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左下にある丸いものはジェットバスです。日本人には嬉しい!何回も入浴してしまいました。夜には庭の椅子に横になって満点の星空を眺めて流れ星を数えました。最高の思い出です。

右前には共用の広いプールもあっていつでも使い放題です。最高ですね。

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室内も大変センスがよく贅沢!天井にシーリングファンがついて居るので涼しかったです。

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室内にもバスタブ付き。さらに庭にもシャワーがあります。プールのあと浴びるためですね。素晴らしい。

夕食は近くのスーパーまで買い出しに行って、ゆで海老をマヨネーズに付けて食べたり(フランスでは魚屋に必ず殻付きゆで海老があります。大好き)サラダを食べて過ごしました。レンジがないのがちょっと不便ですが工夫次第で美味しいディナーになります。

このB&B、オーナーが腹筋バキバキに割れたセクシー白人イケメンの男性でびっくりしました笑。初対面時に上半身裸で水着で・・・・。彼はここと同じような幾つかのメゾンと、さらに豪華な自宅が向かいにあって家族で暮らしながらこの施設を貸し出して居るようです。ハリウッド映画に出てくる大富豪かな笑?実在するのですね。

彼が何の仕事をして居るのか気になりますが、憧れますね。こういう経営の仕方って。日本でもこういう宿泊施設は外国人を中心に喜ばれそうですよね。郊外の気持ちのいい場所に自宅と別荘を建てれば、センスがよければ高いお金でもインターネットで貸し出せそう。いつかしたいですね。

 

さて明日は!

ボルドーの街散策と、中心地にあるワインテイスティングし放題のギャラリーへ!普段は手を出せないような超高級ワインからそれなりのワインまでリーズナブルに味わうことができます!高級ワインの味ってこうなんだ・・・!

 

次の日(4日目)の記事はこちら

 

*1日目の記事はこちら*

www.emilynoie.com

 

*2日目の記事はこちら*

www.emilynoie.com

 

 

1件の返信

  1. wine_cheese より:

    いつか行きたいと思っていた場所ですが、ますます行きたくなりました!
    博物館はワインも建物も魅力的ですね。楽しい旅行記をありがとうございます。

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