パリおすすめ観光スポット!7選【満足度・疲労度・待ち時間】現地レポ
パリで絶対訪れるべき観光スポットを厳選してまとめました。
パリは見所が大変多い街で、計画して回らないと回りきれませんのでご注意ください。
2年間パリに住んで、有名美術館や礼拝堂も数回づつ訪れました。その中で特に「パリに来たらぜひ訪れるべき!」場所を厳選してご紹介します。
・満足度
・疲労度
ごとに5つ★採点しました。
1 エッフェル塔(シャイヨー宮)
エッフェル塔の観光にベストな場所はシャイヨー宮の広場です。
最も美しく、感動的にエッフェル塔が撮影できます。
駅のすぐ側でアクセスが大変良く、無料です。
広場から一直線にエッフェル塔を眺めましょう。
ここでの写真はパリ中のどこよりも素敵なものになります。
また、午前中なら太陽とセットで。曇りの日なら地平線まで続く羊雲が。
夕暮れ時なら夕日に照らされたオレンジ色のエッフェル塔が撮影できます。
時間があって、もっと近くから眺めたい場合は、ここからまっすぐ、エッフェル塔の真下まで気持ちよく散歩するのがおすすめです。
満足度 ★★★★★
疲労度 ★☆☆☆☆
Palais de Chaillot
●定休日:無し
●営業時間:24時間
●入場料:無料
2 凱旋門
凱旋門はフランス軍の戦勝の記憶を永続させることを目標として皇帝の要請により建てられました。
凱旋門は記念碑でもありますが、ナポレオンとその軍隊を戦いから歓迎するため使われました。
戦争に勝ったナポレオンが、シャンゼリゼ大通りからこの門までを軍隊と共に馬で凱旋をしたのですね。
テレビや写真では実感しにくいですが、このとてつもない巨大な石の建造物には細かい装飾がされ、19世紀フランスがいかに強固な大国であったか実感できる場所となっています。
メトロの駅から、門のすぐ側までアクセスできます。
シャイヨー宮からは徒歩20分ほどです。
ただ、無料で訪問できるのは道路を挟んだ場所まで。
上の写真のような離れた眺めになるのでご注意ください。
門の足元でその迫力を感じたい場合は、地下道を通って有料の入り口から入ることとなります。凱旋門には登ることができ、上から放射線の大通りを眺めるのは感動的でおすすめです。
こちらが門の上から撮影した写真です。春の曇りの日暮れでしたが、この日はところどころピンクに染まった雲と、雲の隙間から鋭く差し込む光が幻想的でした。門から12本のどこまでも続く放射線状の大通り。ここでしか見られない光景です。
上まで登る場合は、階段ですのでご注意ください。
満足度 ★★★★★
疲労度 ★☆☆☆☆(凱旋門の前まで)
疲労度 ★★★☆☆(有料で凱旋門に登る場合)
Arc de Trionphe
●公式HP:http://www.paris-arc-de-triomphe.fr/
●定休日:
1/1・3/1・3/4午前・7/14午前・11/11午前・12/25 ●開館時間:
1/2〜3/31 10:00〜22:30 4/1〜9/30 10:00〜23:00 10/1〜12/31 10:00〜22:30 ※最終入館時間は、閉館の45分前まで
●入館料:12€
●入館までの待ち時間:5〜20分
●事前のチケット購入:不要
●見学所要時間:30分〜1時間半
3ルーヴル美術館
世界三大美術館の一つルーヴル美術館は、その広大な敷地に中世から1848年までの西洋美術作品と、古代文明の作品、イスラム美術が展示されています。
有名な絵画モナリザや彫刻ミロのヴィーナスはもちろん、ガラス工芸品や、マリー・アントワネットの為に作られた家具、武器まで、この場所でしか見られない芸術を見ることができます。
教科書、テレビ、レプリカで観た作品の実物を間近で眺められます。
また、作品だけでなくその建築自体も大変見応えがあります。
有名なガラスのピラミッドはもちろんですが、以前王宮だったこともあり、当時の王たちが志向を凝らした超豪華な天井絵や扉にも圧倒されます。
ここに行けば世界一の芸術と建築を一度に体験できます。
ただし、館内はあまりに広く、丸一日かけたとしても全ては見切れません。
巨大な絵を見上げることも多いので想像以上に疲れます。
せっかくだからたくさん見ようと思っても、せいぜい3時間で疲れ切ってしまうので見たい作品から先に見て行きましょう。
ミロのヴィーナス
モナ・リザ
レオナルド・ダ・ヴィンチの作品は世界に数点しか残されていませんが、ルーヴルにはモナリザの他にも数点のダヴィンチ作品を所蔵しており、その貴重な絵画を一度に見学できます。ダヴィンチの作品の共通点やクセを見つけるのも面白くておすすめです。
満足度 ★★★★★
疲労度 ★★★★★
Musée du Louvre
●公式HP:Site officiel du musée du Louvre
●定休日:火曜日・1/1、5/1、12/25
●開館時間:
月木土日 09:00〜18:00 水金 09:00〜21:45 ●入館料:12€
●無料開館日:10月〜3月の第一日曜日
●入館までの待ち時間:10〜60分(無料開館日は60分近く並びます)
●事前のチケット購入:不要
●見学所要時間:1〜3時間
4オーランジュリー美術館
クロード・モネの「睡蓮」の連作絵画4枚の為に作られた美術館。
この場所の計画が決まってから描かれた巨大な絵画で、この壁に沿って描かれているため、他の美術館に貸与することは完全に不可能です。つまりここでしか見ることができません。
楕円形の真っ白なホールは、天井から自然光を取り込む仕組みになっているため、朝・午後・晴れ・雨の日でそれぞれ絵の表情が変化します。
モネは生涯「睡蓮」をテーマにした連作に取りかかりましたが、こちらは晩年の大作です。
4枚の絵画はそれぞれ色調や描かれた時間が少しづつ異なり、ホールを囲む絵画は時間を忘れさせ、この風景が永遠にずっと続くことをイメージさせるために考えられて作られています。
遠目に見た絵の印象と、近づいて見る印象がだいぶ異なるのが面白いです。
また、ここで記念撮影をすると、まるで絵に入り込んだような美しい体験ができます。
他の美術館に比べ空いているので静かで、小規模なので疲れないのも魅力です。
この美術館には階下にモネ以外の作品も収蔵されています。
ゴーギャン・ルノワール・モディリアーニなど。
満足度 ★★★★☆
疲労度 ★★☆☆☆
Musée de l’Orangerie
●公式HP:Musée de l’Orangerie |
●定休日:火曜日・3/1、7/14午前、12/25
●開館時間:9:00〜18:00 (最終入館時間は17:15)
●入館料:9€
●無料開館日:第一日曜日
●入館までの待ち時間:0〜15分
●事前のチケット購入:不要
●見学所要時間:30〜1時間
5オルセー美術館
オルセーの名物 巨大時計
19世紀後半から 20世紀初頭の作品が多数所蔵されている大変有名な国立美術館です。
特に印象派の絵画が多数見られます。
マネ、モネ、ルノワール、ドガ、セザンヌ、ロダン、ゴー ギャン、ゴッホなど。
美術学校卒業などでない場合には、ルーヴルよりこちらの美術館の作品の方が馴染みのある作品に出会えます。しかもルーヴルより小規模なので、どの部屋にも見たことがある有名作品を見つけることができて楽しめるので大変おすすめです。
また、もともと駅舎だった建物を改築した関係で、ところどころに駅舎らしい時計や屋根が残っているのも面白いです。
クロード・モネ「日傘をさす女」
ルノワール「ダンス」
ゴッホ「自画像」精神疾患の症状があった頃。
これらはほんの一部。一日かけても見切れないほどの作品があります。
どの作品もうっとりするように美しい光表現がなされ、胸がいっぱいになります。
併設のレストランの天井画
建造物も大変豪華で見応えがあります。
絵画だけでなく壁や天井をずっと見ていたいと思うほど豪華です。
満足度 ★★★★★
疲労度 ★★★★☆
Musée d’Orsay
●公式HP:Musée d’Orsay: Accueil
●定休日::月曜日、5/1、12/25
●開館時間:
火水金土日 09:00〜18:00 木 09:00〜21:45 ●入館料:12€
●無料開館日:第一日曜日
●入館までの待ち時間:15〜50分
●事前のチケット購入:不要
●見学所要時間:1〜3時間
6サントシャペル
パリ中心にあるもっとも豪華で、素晴らしい礼拝堂です。特にこの360度、高天井のステンドグラスが見事です。
もともとは皇帝が祈りを捧げるためだけに建設された神聖な礼拝堂で、一般市民が入れる場所ではありませんでした。
こちらは1階部分
市民のための教会とは違う、威厳に満ちた配色や装飾が特徴です。
以前はキリストの聖遺物が納められており、聖遺物を納めた豪華な入れ物なども見ることができます。
※余談ですが、こちらで有料のオーディオガイドを借りることはおすすめしません。カタコトの日本語で聞き取りにくいです。また、ステンドグラスの解説は無料の日本語のプラカードが用意されているのでそちらを読んだ方が理解が深まります。
満足度 ★★★★☆
疲労度 ★☆☆☆☆
Sainte-Chapelle
●公式HP:Sainte-Chapelle
●定休日::1/1、5/1、12/25
●開館時間:
1/2〜3/31 09:00〜17:00 4/1〜9/30 09:00〜19:00 10/1〜12/31 09:00〜17:00 ※最終入館時間は、閉館の45分前まで
●入館料:10€
●入館までの待ち時間:10〜40分
●事前のチケット購入:不要
●見学所要時間:20分
7オペラ座(オペラ・ガルニエ)
パリ中心地にあるオペラ座(建築家の名前からガルニエ宮とも呼ばれる)
大変豪華な造りで、その内部を見学することができます。
あまりの豪華さに、ここが劇場であることを忘れてしまいますが、ここで毎日バレエや音楽が催されています。
ここは、「オペラ座の怪人」のお話の舞台でもあります。
実際に客席へ巨大なシャンデリアが落下した事件がありました。また、この建造物は豪華かつ相当複雑な構造をしているため、何か不可解なことがあると、オペラ座のどこかに住むファントム(亡霊)の仕業では?という噂があったそうです。そういったエピソードから書かれたのが「オペラ座の怪人」です。
満足度 ★★★★☆
疲労度 ★★☆☆☆
Palais Garnier
●公式HP:Opéra national de Paris
●定休日:1/1、5/1
●開館時間:10:00〜16:30
●例外的な閉鎖
【一日中閉鎖】
2018年
5/25 5/26
7/1 7/2
9/26 9/27 9/28(※13時までclose) 9/30
10/1 10/3 10/6 10/7 10/17(※15時からclose) 10/28
11/9 11/10 11/14(※12時までclose) 11/17
12/11 12/15 12/25
【10:00-13:00のみ見学可能】
2018年
6/3 12/30
2019年
2/3 2/10 2/17
3/10
4/20 4/21 4/27
5/5 5/12 5/18 5/19
6/16 6/30
7/6 7/14
【14:00-16:30のみ見学可能】
2018年
6/24 11/25
2019年
1/27 3/24 6/23
●入館料:11€
●入館までの待ち時間:0〜15分
●事前のチケット購入:不要
●見学所要時間:30分