パリより【フランスの田舎】が大好き!素敵過ぎる5つの魅力とは?
(写真はフランスの最も美しい村:ゴルド)
自然の中でゆっくり流れる優雅な時間
【フランスの田舎】って本当に素晴らしくて大好きです!
このブログでも以前話した通り、
私はうつ病が完治しないままにフランスパリに住むことになったのですが、最近また色々あって…ストレスが溜まって自然と涙が出たり…日本の漫画とか読んでなんとか解消しようとするんですけど、まぁ、なかなか難しいですね。。。
ストレスが溜まって仕方がない時。
そんな時は人間やっぱり豊かな自然の中に包まれに行くのが一番いいのでは無いでしょうか?
我が家も時間があればフランスの田舎を旅してエネルギーをチャージしています。
今日はそんな美しくて癒されるフランスの田舎を紹介しますね。
そして日本では「フランスといったらパリ!」という印象の人が多いですが、実はパリとフランスは別モノです。この記事をきっかけに「フランスの田舎の魅力」が伝われば嬉しいです。
実は「パリが嫌い」なフランス人は意外と多い!?
「パリはパリという国。あそこはフランスじゃない」
「う〜ん、正直わたしはパリにはもう二度と行きたくない」
「いつかパリから移住してフランスの美しい地方の町にすみたいわ」
「パリの人々はみんな冷たくて礼儀正しくないから嫌いだわ」
意外かもしれませんが、こんなことを言うフランス人は少なくありません。
パリは素晴らしい世界遺産に包まれ、お洒落なお店や最新のトレンドに触れられる世界でも唯一無二の存在です。
それゆえ移民や観光客が本当に多く、パリはまさしく人種の坩堝。
私たちアジア系も多くいれば、アフリカ系やアラブ系、インドや東欧など世界のありとあらゆる場所をルーツにした人々が集まるメトロポリタン都市です。
パリに来る前の多くの日本人ツーリストはが想像しているであろう「パリにはお洒落なフランス人(白人)がいっぱいいる」というイメージと現実は大きなギャップがあります。
パリの北のほうにいくと「あれ?ここはアフリカだっけ?」という地域もあれば。「あれ?ここはインドだっけ?」と感じる場所もあります。
人が多く治安も良いとは言えません。
それゆえ上記のような、パリに対して余り良くない印象を持つフランス人も多いのでしょう。
彼らに言わせると「本当のフランスは、フランスの田舎にある」のです。
我が家も南から北、そして東から西までフランスを旅してその意味が分かりました。
なかなか言葉では上手く説明しきれないかもしれませんが、フランスの田舎の魅力を実際の村の写真を紹介しながら5つのポイントで紹介します。
是非フランスの旅を計画する際の参考にしてみてください。
フランスの田舎の魅力5つのポイント
①自然の中でゆっくり流れる優雅な時間
②『フランスの最も美しい村』が本当に美しすぎる!
③レストランがパリの4割引!?やっぱり地元食材が美味しい
④素敵なシャトーホテル&世界遺産にも泊まれちゃう
⑤地方ごとにガラッと変わる雰囲気が楽しめる
上記5つのポイントについて1つ1つ簡単に説明していきますね。
①自然の中でゆっくり流れる優雅な時間
(写真はシャルトルです)
パリから車で一時間ちょっと。
そこはもう広大な自然と農地が広がります。
フランスは農業大国なので、大きな都市を少し出ると限りない地平線。
山もスイス、スペインに近い一部の地域に集中しているのでフランスを車で旅すると視界がズバーっと360度遮るものがありません。
その広大な大地にポツポツと素敵な村や街が点在しているのがフランスの地方です。
ちなみに『シャルトル』は良くフランスの旅行雑誌に「パリから日が入りで旅行できる素敵な村」として紹介されています。
特に『シャルトル大聖堂』のステンドグラスや夏場に開催される、大聖堂のライトアップが有名ですね。パリ観光に合わせてシャルトルに足を運ぶ日本人の方も多いです。
庭園も広くてゆったり。のどかで自然も豊かです。
そこで流れる時間はやっぱりゆ〜っくり優雅に感じます。
そのゆったりした時間のおかげでしょうか?フランスの田舎で会う人々も気さくで優しいです。
パリから1時間離れるだけで全く違う世界が広がるので、時間があれば半日観光でもシャルトルまで足を伸ばしてみては如何でしょうか?
②「フランスの最も美しい村」が本当に美しすぎる!
(写真はフランスの最も美しい村:ラロックカジャック)
現在フランスには『フランスの最も美しい村』として登録されている村が157あります(2013年時点の資料参考)
・人口が2000人以下で、都市化されていない地域であること
・歴史的建造物、自然遺産を含む保護地区を最低2箇所以上保有していること
・協会が定める基準での歴史的遺産を有すること
・歴史的遺産の活用、開発、宣伝、イベント企画などを積極的に行う具体的事案があること
など厳しい審査基準があります。
ラロックカジャックはドルドーニュ側に面する崖に造られた古い街。
穏やかな川で、古城を眺めながらカヌーが楽しめます。
この美しい水辺を眺めながら川のそばのベンチに座って木漏れ日でぼんや〜りとするだけで最高な1日になりました。
また、この地域は『ネアンデルタール人』が発見された地域でもあり、有名なラスコーの壁画や博物館などの観光スポットも揃っています。この崖の上に立っているレストランやホテルも、元々は彼らネアンデルタール人が崖をくりぬいて生活していた住居の跡に出来ています。歴史が深い。。。
この記事の一番最初の写真もゴルドというフランスの最も美しい村に認定された村だったのですが、本当にそれぞれ素敵な村ばかりです。
フランスの田舎旅をする際は『フランスの最も美しい村』を目的地に計画を立てるのもおススメです。
③レストランがパリの4割引き!?やっぱり地元食材が美味しい
(写真はエトルタで食べた海の幸パスタとデザート)
正直言います。
パリのレストランってすっごく高いです(汗
なんとなく雰囲気良さそうだな〜と思って入るとお昼でも1人5000円。。。ディナーでは1人8000円とか普通にかかります。
我が家ではランチは少なくとも3000円〜、ディナーは5000円〜を最低ラインとして考えています。(探せばもっとリーズナブルなお店もあるにはありますが。。。ラーメンも一杯2000円くらいするので、基本的に東京の外食コスパ2倍はするかも。。。)
そんなパリと比べるとフランスの地方はざっくり3割〜4割引くらいで食べられます。(あくまで個人的感覚値)
しかも地元食材ですご〜く美味しいです。さすが農業大国だけあってフランスの食のクオリティーはメチャクチャ高いです。あと、『テラス席』で食べる食事は美味しさ2倍になります。
「フランスの美味しいレストランで食事をいっぱい食べたい!」なら大きな予算を確保するか、パリから一足伸ばした場所でたらふく食べましょう(笑
注:パリでもバゲットやスーパーで買うお肉や野菜などの基本的食材は日本よりも安いです。バゲットなんて「こんなに美味しくて1€で良いの!?日本なら500円はするでしょ!」と感じるほど。ワインやチーズ、生ハムも日本の3分の1くらいの価格です。自炊できるホテルならパリ旅行でも食費を抑えて美味しいフランス食材に舌鼓出来るので、自炊式ホテルやアパートメントがおススメです。
④素敵なシャトーホテル&世界遺産にも泊まれちゃう
(写真はロワールのシャトーホテル)
お城や、貴族の邸宅だった建物もよくホテルになっています。
もちろん誰でも泊まることができますよ。
場所や季節にもよりますが、実はお値段もそんなに高くないところも多いです。
(2人で1泊100€ちょっとのシャトーホテルもあります)
(モンサンミッシェル)
あと実は、あの有名なモンサンミッシェルの島の中にも泊まれちゃうって知ってましたか?フランスではその他にもカルカッソンヌなど有名な世界遺産の中に宿泊できる場所があります。すごくないですか?驚きですよね?
素敵なシャトーホテルや、世界遺産の中に宿泊旅行で旅して回れるのもフランス地方旅の醍醐味です。数百年前、また数千年前から存在する建物や村に宿泊出来るなんて、それだけで感動しちゃいます。
実際に泊まると本当に感動的な体験になるので、是非是非シャトーホテルや世界遺産の中に泊まってみては如何でしょうか?
⑤地方ごとにガラッと変わる雰囲気が楽しめる
(写真はフランスの最も美しい村:リクヴィル)
こちらの村はフランスの東側。ドイツ国境のすぐ側です。
コロンバースという木造の建物で、かなりファンシーな雰囲気。
(こちらもフランスの最も美しい村:エズ)
場所は南フランスです。
ニースとモナコの間に位置しています。
建物の素材も色もずいぶん違いますよね?
写真では伝わりきれないですが、実際に足を運ぶとそれはもう全く違う世界です。
本当にガラリと雰囲気が変わります。
日本も南は沖縄から北は北海道まで、それぞれの地域によってバラエティーに富んだ観光名地が沢山ありますが、そんなフランスや日本の様な地域ごとにガラッと雰囲気が変わる国は、実は世界的には珍しいんですよね。
フランスの田舎、地方は本当に奥が深いです。
いくら旅をして回っても足りません。
まとめ
①自然の中でゆっくり流れる優雅な時間
②『フランスの最も美しい村』が本当に美しすぎる!
③レストランがパリの4割引!?やっぱり地元食材が美味しい
④素敵なシャトーホテル&世界遺産にも泊まれちゃう
⑤地方ごとにガラッと変わる雰囲気が楽しめる
以上。フランスの田舎が素敵過ぎる5つの魅力でした。
パリだけじゃない「フランスの田舎の魅力」が少しは伝わりましたでしょうか?
本当はまだまだ説明が足りないのですが、今日はこの辺で。。。
アビヤント〜〜〜^^